2005年 09月 26日
工事担任者問題2問の解答(AI種)
1回路(7)
2回路(6)
3回路(11)
4回路(5)
5回路(8)
6回路(2)
7回路(3)
8回路(4)
回路中のLの役目(1)
呼出信号受信回路のC3の役目(10)
第一平衡回路のC2の役目(9)
解答欄
(1)誘導線輪:
通話回路と側路側のインピーダンス整合、防側音回路により側音を適切に調節する。
(2)第二平衡回路:
低い周波数領域の防側音特性を改善する。
(3)受話器衝撃音防止回路:
高いパルス性電圧が加わるとバリスターVR3が低抵抗になってバイパスさせ衝撃音の発生を防止する。PB信号確認音を適切な音量に調整する。
(4)受話レベル調整回路:
線路抵抗が小さい場所ではバリスターVR2の抵抗が減少し、受話器の並列回路の抵抗を低くして受話レベルを適切に下げる。
(5)PB信号レベル及び波形変動防止回路:
ダイヤルボタンを押した瞬間にPB信号レベルや波形が変動する事を防止する。
(6)極性一致回路:
回路の極性が変化してもLSIに加える電位関係を一定に保つ。(P1がプラス電位)
(7)呼び出し信号受信回路。
(8)第一平衡回路:
防側音効果を得る為の線路側インピーダンスと通話回路のインピーダンスを平行させる回路。
(9)直流阻止用コンデンサー:
直流を阻止して受話器の性能を確保する。
(10)直流阻止用コンデンサー:
ベルの直流を阻止する、呼出信号受信回路インピーダンスを適切に下げて受信感度を向上させる。
(11)送話レベル調整回路:
線路抵抗が小さい場所ではバリスターVR1の抵抗の減少により送話機に流れる電流を調節し、適切な送話レベルを保つ。
2.下記の言葉の意味を説明文から選び、その記号を書きなさい。
略語はフルスペルを書きなさい。
V.24(ト)
V.25(チ)
V.25bis(ホ)
V.26bis(リ)
FDM:(Frequency Division Multiplexing)(イ )
TDM:(Time Dvision Multiplexing)(ハ)
CDM:(Code devision Multiplexing)(ニ)
ASK:(Amplitude Shift Keying)(ロ)
LAPM:(Link Access Procedure for Modem)(ヘ)
イ.一つの定められた周波数帯域内の伝送路に複数の信号を伝送すること で伝送路を経済的に有効に使う方式。
ロ.赤外線通信プロトコル。転送速度が遅い為現在ではIrDAに置き換わり つつある。
ハ.一つの伝送路を時間的に分割して多重化する方式。
ニ.周波数も信号も重なり合った信号空間を信号により分割する方式。
ホ.モデムのコマンド。
ヘ.ITU-Tによって勧告されたV4.2以上において使用されるエラー訂正プロトコル。
ト.データー端末装置とデーター回線終端装置間の相互接続回路の定義
チ.モデム間接続の規定
リ.一般電話交換網に接続する200/1200モデム
3.下記の文章の空欄部分を語群から選びなさい。略語はフルスペルを書きなさい。
(1)CELP:(Code Excited Linear Prediction )
アナログ信号をディジタル信号に符号化する方法の一つ。
入力信号を波形の(振幅の変化)を表す(スペクトラム回路情報)と(音源情報)の二つに分けて符号化する。
(2)ADPCM:(Adaptive Differential Puls Code Modulation)
適応的差分PCMの略で、音声をディジタルデーターに変換する方法の一つ。音が連続的に変化する事を利用して、直前に数値化したデーターの(差分)を記録しデーター量を(減らす)ことが出来る。品質を落とさずに(12ビット)程度まで圧縮する事が出来る。
12ビット 振幅の変化 増やす 音源情報 減らす 50ビット 差分 スペクトラム回路情報