2006年 02月 18日
最古のティラノサウルス
恐竜化石は1億6000万年前のジュラ紀後期の地層から2体が見つかった。頭部に珍しいとさか状の突起を持ち、中国語で「冠竜」を意味する「グァンロング・ウーカイ」と命名された。
”とさは”は、異性にアピールするための道具だったとみられる。
全長3メートルと小ぶりながら、歯や骨の形からティラノサウルス類の一種と分類された。最大級の肉食恐竜として有名な全長13メートルのティラノサウルス・レックスは、これより新しく、約6500万年前までの白亜紀後期に生きていた。
国立科学博物館の真鍋真・主任研究官の話「ティラノサウルス類のルーツに迫る貴重な発見だ。様々なグループの特徴を併せ持っており、ジュラ紀の化石がさらに見つかれば恐竜進化の系統図が大きく変わる可能性がある」
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