「水金地火木動転魁皇」


 惑星の定義について検討を重ねていた国際天文学連合(IAU)の総会は24日、懸案の冥王星を惑星から格下げし、太陽系の惑星を8個とする最終決議案を、二転三転の議論の末に採択した。冥王星を惑星に残した上で11個とする案も提案されたが、他の惑星と軌道や大きさが異質な冥王星は惑星ではないとする意見が多く、否決された。太陽系9惑星の一つとして親しまれてきた冥王星だけに、決議は天文学や教育現場に大きな波紋を呼びそうだ。

 採択された惑星の定義は、①太陽を周回し②自分の重力で固まって球状をしている③その天体が軌道周辺で圧倒的に大きい-とする内容。この条件では、より大きい海王星と軌道が重なっている冥王星は、④の条件を満たせず惑星から外れた。惑星への昇格候補とされていた火星と木星の間にある小惑星「セレス(ケレス)」、冥王星よりおおきな軌道を描く「第十惑星(2003UB313)」は、
冥王星とともに、新たに設定され「矮小惑星」(Dwarf Planet)という分類に入れられる。

 冥王星は、1930年に米国人によって発見されて以来、長く惑星として親しまれてきたため、「惑星格下げ」への反対論も強い。そうした意見にも配慮して、総会では、「冥王星」は「矮小惑星」の中でも代表的天体としてその地位を特別扱いすることも決議した。
また、16日の原案で「12惑星」の候補として示された冥王星の衛星「カロン」は、主要な天体ではないとして、最終案では、惑星候補にも上がらなかった。

冥王星は約250年かけて太陽を一周する。

2006年8月25日「読売新聞」より


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Commented by mikannohanasakuok at 2006-08-29 21:31
 トラックバックありがとうございます。このようなジャンルのブログがあるとは知りませんでした。私も落語が好きでよく新宿末広亭とかにぎわい座にいきます。投稿を楽しみにしています。がんばってください。
by mikannohanasakuok | 2006-08-25 20:32 | 宇宙 | Comments(1)