「モナリザ」のなぞを解く!


レオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」については多くの謎が隠されている。例えば

  • モデルに4名の女性が挙げられているが、結局現在まで500年以上モデルが確定
    していない。

  • モナ・リザに描かれている女性には眉毛が書かれていないことがよく指摘される。これ
    を理由に絵が未完成であると言う主張もある。しかし、レオナルドの描く女性には眉毛が
    ないか、ほとんどが非常に薄く描かれている。そのため、初めからなかったとも、500年
    の間に消えてしまった、あるいは修復の際に誤って消されたなどの説がある。

  • ベル研究所のリリアン・シュワルツ博士は、モナ・リザはレオナルドの自画像である、
    という見解を出した。彼女のこの理論はレオナルドの自画像であると言われている絵と、
    モナ・リザの顔の特徴をディジタル解析した結果に基づいている。モナ・リザとレオナルド
    の自画像と言われている絵をコンピューターを用いて合成すると、顔の特徴がほぼ完璧
    に一致する。

  • 背景の右と左は繋がる。

などであるが、最近のルーブル美術館調査でまた新たな発見があった。
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 パリ・ルーブル美術館にあるレオナルド・ダ・ビンチの名画「モナリザ」のモデルとなった
女性は当時、妊娠していたか、子供を生んだばかりで、頭の後ろで髪を束ねられて
いることが27日、同美術館の調査で判明した。同美術館はカナダの研究者と協力、
レーザー・スキャナーなどを駆使した三次元映像を分析し、多くの新事実を明らかにした。
 
 それによると、スキャンの結果、モナリザは、薄地でほとんど透明な服を上着のうえに
羽織っていることがわかった。専門家は、この服は妊産婦が着用していたもので、
妊娠中か出産後の女性と判断した。
 さらに、モナリザは肩まで髪を伸ばした姿のように見えるが、実際はほとんどが頭の
後ろで束ねられ、ベールで覆われていたことも確認された。16世紀のイタリアでは、
肩まで伸ばした髪は、少女か貞淑でない女性が選ぶ髪形だった。このため社会的
地位の高かったモナリザのモデルがなぜ、この髪型をしていたか謎とされていたが、
今回、謎が解かれた。

 ダ・ビンチはフィレンツェの富豪な商人の注文で、その妻の肖像を1503年から
描いたとされている。
                
2006・9.28「読売新聞」より


 「モナ・リザの罠」(講談社現代新書)の著者、多摩美術大の西岡文彦助教授によると、
「制作開始時期は1503年~1505年ごろが有力とされてきたが、それが極めて短い
期間に限定された」と、今回の解析結果を評価。「モナリザが着ているのは喪服で、
女の子を亡くして悲しみに暮れているところに、奏でられた音楽が流れてきて微笑した
という説がスタンダード。今回の結果が、それとは真逆というのも面白い」と話した。

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 それにしても、立体的なものが壁に埋め込まれているその裏側をスキャンして、見えない
部分を見るのであれば理解できるが、絵のように平面なものの裏側を見ることが出来る
なんて、私の頭の中では理解できない。

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by mikannohanasakuok | 2006-09-30 07:20 | その他 | Comments(0)