ミナミマグロ 漁獲枠半減


 水産庁は16日、高級マグロとして人気のあるミナミマグロの年間漁獲割当量が
来年から5年間、今年の割り当て量(6、065トン)のほぼ半分に当たる年間3、000
トンに大幅削減されると発表した。
日本が昨年まで割当量を超えて漁獲していたことが明らかになり、13日まで宮崎市
で年次会合が開かれた国際的な資源管理機構「ミナミマグロ保存委員会(CCSBT)」
が大幅な削減を決めた。割当量の大幅削減による品薄感で、高級なトロを中心に
価格が一段と上昇する事は避けられそうにない。ミナミマグロの総漁獲量は、3、395
トン減の11、530トンで、減少分の9割が日本の削減で占められた。

  ミナミマグロ:品質が最高級のクロマグロと同様に高級マグロとして知られる。
          クロマグロが主に北半球の海を回遊しているのに対し、ミナミ
          マグロはインド洋など主に南半球を回遊している。
          成長すると体長2メートル以上、体重は200キロ以上に達する。
          脂の乗ったトロは、すしや料亭向けの材料として人気がある。

  漁獲枠:主な漁業国・地域が漁業資源の枯渇を防ぐため、マグロなど特定魚種の
       年間漁獲量の上限を定めること。全ての海域を対象に多国間で決める
       場合と、相手の排他的経済水域の漁獲量を2国間で決める場合がある。
2006・10・16「読売新聞」より

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(FAO FISHSTATより)

2003年の世界のマグロの生産量        219万トン
同、日本のマグロ生産量(輸出量を引いた量)  26万トン
同、日本のマグロ輸入量               33万トン

     日本の生産量と輸入量をプラスしたものが日本の消費量で59万トン、
     従って世界の生産量の約三分の一を日本で消費している。
     また、クロマグロ、ミナミマグロ、メバチの3種類については、日本の
     消費量が世界の約6割を占めている。     


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2005年農林水産物輸出入概況からグラフ作成

     2005年のマグロ・カツオの輸入量は372,999トン、台湾からの輸入が
     トップで、そのあとに大韓民国、インドネシアと続く。

=自然保護に関する情報はこちらから。=
「世界自然保護基金」

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by mikannohanasakuok | 2006-10-26 20:43 | 食、嗜好、食料資源 | Comments(0)