表の顔 裏の顔(二つの顔を持つ埴輪)

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 和歌山市の国特別史跡・岩橋(いわせ)千塚古墳群にある前方後円墳、大日山35号墳(6世紀前半)で、前後両面に顔のある人物埴輪の頭部=写真=が出土したと、和歌山県教委が1日、発表した。二つの顔を持つ人物埴輪は、全国で始めて。

 古墳を守る呪術集団などを表すのではないかとみる専門家もおり、古代の人々の死生観や祭事を推定する資料となりそうだ。
 古墳西側に張り出した「造出」(つくりだし)から破片で出土した。高さ19㌢、幅14㌢。表情は、一方は目じりが下がり、わずかに口を開いて穏やかだが、もう一方は目が吊り上って険しい。

 両面それぞれに、入れ墨を表す表すと見られる木の葉や、矢印などの形をした線が刻まれ、側面には当時の男性の髪型である「下げ美豆良」(みずら)が付けられている。
2006・12・02「読売新聞」より


和歌山県立紀伊風土記の丘 公式ページ


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by mikannohanasakuok | 2006-12-04 19:43 | その他 | Comments(0)